
食べ物、呼吸、心のクセまで。すべてが“調整”できるもの。
「こころ=自分」だと思ってない?
多くの人が、
「私はこういう性格だから」
「なんでこんなに落ち込むんだろう」
と、自分の「こころ」の状態を“本当の自分”と信じてしまいがちです。
でも、ヨガの考え方では“こころ”もまた、「からだ」と同じように整える対象のひとつなんです。
ヨガが教えてくれる「こころ」の正体
ヨガ哲学では、人間の構成要素は大きく5つあると言われています。それをパンチャコーシャ(五つの鞘)と呼びます。
- 肉体(アンナマヤコーシャ)
- エネルギー(プラーナマヤコーシャ)
- こころ(マノマヤコーシャ)
- 知性(ヴィジュナーナマヤコーシャ)
- 至福(アーナンダマヤコーシャ)
そして、この五つの層のさらに奥深くに存在しているのが、
「プルシャ」—変わることのない“本当の自分”です。
このあたりについての詳細は、また改めてお話させていただくとして…
このパンチャコーシャの考え方によれば、
私たちがふだん「自分のこころ」だと思っているもの(=マノマヤコーシャ)は、
実は“自分の本質”ではなく、“変化する外側の層のひとつ”にすぎません。
つまり、「こころ」も鍛えたり、整えたり、必要なら休ませたりできる存在なんです。
こころも、からだと同じく「ケア」が必要
からだが疲れている時にマッサージをしたり、食事に気を使ったりするように、
こころの状態にも“食べ物”や“日々の習慣”が影響を与えます。
たとえば:
- 刺激が強すぎる食事(カフェイン、砂糖、辛いもの)は、こころを不安定に。
- 規則正しい呼吸や瞑想は、こころの波を静かに整えてくれる。
- 朝の太陽の光を浴びることも、こころにとっての栄養。
つまり、こころを整えるには、からだと同じように“調整”が必要なんです。
「整える」は、自分を縛ることじゃない
ヨガの「整える」は、制限や我慢ではなく、自由になるための準備。
こころもからだも、“自分の本質”を感じるための土台にすぎません。
🌿YOGA STUDIO 710からのメッセージ
こころが重いとき、イライラが収まらないとき、それを「自分の性格」だと決めつけないで。
ちょっと食事を見直したり、深く呼吸してみたり、ヨガのクラスに身をゆだねてみてください。
それだけで、“本当の自分”に近づく準備が、もう始まっているのです。
🧘♀️あなたの「こころ」と「からだ」、一緒に整えてみませんか?
YOGA STUDIO 710では、一人ひとりの状態に寄り添った丁寧なクラスを行っています。
「今の自分」にちょうどいいペースで、ゆったりとヨガをしていきましょう🕊️
Namaste🙏
YOGASTUDIO710
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