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みんなで108回太陽礼拝にチャレンジ!

ヨガを習慣にしていると、年末近くになると「108回太陽礼拝」なるものを耳にしたり目にしたりしたことがある方も多いと思います。文字通り太陽礼拝を108回するものなのですが、そこにはどんな意味があるのでしょう。

 

そもそもなぜ108回?

 

□除夜の鐘

108とは煩悩の数。煩悩とは私たちの心を乱し苦しませる心の働きのこと。そして、その108個の煩悩が鐘を撞くごとに浄化されると考えられているそうです。

 

 □マーラーの数

ヨガの先生が首にかけていたり手首に巻いていたりすることのあるマーラー。マーラーはマントラを唱えた数を記憶するためのものなのですが、108個のビーズを連ねて作られています。108で1マーラーとして数えられています。インド哲学では、9は神聖な数とされ、108は9の倍数として大切にされているようです。

 

□四苦八苦の掛け算

四苦八苦とは非常な苦しみやあらゆる苦しみを表します。仏教で、生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦の四苦を加えた言葉です。108は、四苦(4×9=36)と八苦(8×9=72)を足した数だともいわれています。

 

よく言われるのはこのあたりなのですが、ほかにも諸説あるようです。とにかく何となく縁起は良さそうな数字です、くらいの感覚ですね。

 

ちなみに、通常のクラスの太陽礼拝では途中のダウンドッグで呼吸を5回行うのですが、108回太陽礼拝では1呼吸としますので、身体の負担は少し軽減されると思います。

 

また、もちろん疲れたらご自由にチャイルドポーズなどで休憩していて下さい。休憩のタイミングを自覚することもとても大切です。さらには、27回ごとにほんの少し息抜きをしようかなとも考えていますのでご安心下さい。

 

108回を終えた後は、何とも言えない達成感、爽快感を得られると思いますので、「体力的に大丈夫かな?」「108回!え、無理っ!」などとあまり構えずに、お気軽にご参加していただけたらなと思います。

 

太陽礼拝を108回行うなかで今年を振り返り、この一年でたまった煩悩を洗い流し、新たな気持ちで新年を迎えてみませんか?この2時間はゆっくりそしてじっくりとご自身と向き合う大切な時間となると思います。

 

【みんなで108回太陽礼拝にチャレンジ!】

12月21日(土) 

場 所 YOGA STUDIO 710

時 間 13:30から2時間半程度を予定しています

参加費 3000円

定 員 先着8名様