
こんにちは、ヨガスタジオ710の皆さま。
今回は「脚の週」ですので、特に膝に注目して動いていきます。膝は一方向にしか曲がらない関節で、その安定性を保つために意識的に動かすことが大切です。無意識に動かしている部分に意識を向けることで、より深い身体感覚を感じられるようになります。
膝と仲良くなることを意識して、ヨガのポーズを一つひとつ丁寧に観察していきましょう。
1. ウトゥカタアーサナ(椅子のポーズ)
ウトゥカタアーサナでは、膝を曲げる動きが大切です。このポーズで膝を前に出し過ぎないように、膝の向きを正しく保つことがポイント。膝とつま先が同じ方向を向いていることを確認し、膝が内側に寄らないように注意しましょう。脚全体をしっかりと使って、足からお尻までの筋肉を活性化させます。
ポイント
- 膝がつま先の方向を向いていることを意識
- お尻を後ろに引くように意識して、膝を前に出し過ぎないように
- しっかりと足裏で床を押して、膝への負担を軽減
2. ハイランジ
ハイランジは、前後の脚の膝をうまく使うポーズです。前膝が90度になる位置を意識し、膝が足首の真上にくるようにしましょう。膝の位置が正しいと、股関節や腰の柔軟性も引き出しやすくなります。
ポイント
- 前の膝はつま先と同じ方向に曲げ、後ろ脚は膝が伸びるくらいしっかりマットを踏み締めます
- 膝がつま先より前に出ないように注意
- 前の膝は90度を目指して踏み込みましょう
3. パリブルッタウトゥカタアーサナ(捻った椅子のポーズ)
このポーズでは、膝を曲げた状態で捻りを加えます。膝の位置が安定していないと、腰や背中に不必要な負担がかかりやすくなりますので、膝の向きに特に注意を払ってください。膝はつま先と同じ方向に保ち、下半身を安定させたまま上半身の捻りを深めていきましょう。
ポイント
- 膝とつま先が同じ方向を向いていることを確認
- 下半身はしっかり安定させ、上半身だけを捻る
- 膝の位置が動かないように、上半身だけで捻りを深める
膝は非常に大切な関節ですが、意識して動かすことでより健康的に使えるようになります。膝の動きや向きに注意を払いながら、これらのポーズを実践してみてください。自分の膝と向き合い、丁寧に動かしていくことで、身体全体のバランスも整っていくことでしょう。
今日も自分の体に優しく、心地よくヨガを楽しんでくださいね♡
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